グラフィック修理 MacBook Pro
グラフィック修理
グラフィック修理 で最も多いのが、ユニボディモデルのMacBook Proの15インチと17インチモデル。
特に、言わずと知れたグラフィック問題でのリコール対象だった、Early 2011とLate 2011モデル。問題のグラフィックチップはロジックボード上に積まれています。デスクトップPCのように、ロジックボードとグラフィックカードに分かれてはいません。したがって、修理の際は必ずロジックボードを外す必要が出てきます。
過程は端折りますが、外すとこんな感じです。
真ん中あたりに置いてある2本の棒がヒートシンクで、その下にCPUとGPUが収められています。
グラフィック系のトラブルが発生した場合、このGPUを交換して修理するわけですが、再度半田付けをするリボールと呼ばれる作業になります。
残念ながら、当店ではそのリボール作業の機材は持っておりません。仮に機器を揃えても、その機器を使いこなす技術もありません。専門職といえば専門職の分野なのかもしれません。嘘を書くのも嫌なので、正直に書きますが、GPU交換を始めとする基板上の緻密な修理は、信頼できる外注に出しています。
国内の修理会社で、自社でリボールまでこなすPC修理業者さんはほとんどいないんじゃないですかね?チップを剥がすだけでしたら熱風機だけでもいけそうですが、くっつけるのは専用の機械と治具がないと難しいかと。
基板ごと交換も可能
グラフィック故障の修理にはGPU交換と、もう一つ、ロジックボードごと交換してしまうという手段もあります。ただ、ロジックボード交換には難点があります。コストが高いということと、今はもうほとんど流通していないので探すのが大変なんです、実は。
国内で入手するのは難しいかもしれません。あとはアメリカか中国ということになるのですが、特に17インチはアメリカでも見つかりにくくなっています。中国でしたら何とか見つかりますが、当の中国人が「クオリティ低いからやめといた方がいいかも」って言うので、買いたくありません。
あ、そうそう。ロジックボードを交換するとシリアルナンバーが変わるので、アプリによっては再度認証が必要になったりします。認証の情報を持っているならいいのですが、古いアプリだと、パスワードとか忘れてたりするじゃないですか?要注意です。
話がだいぶ逸れましたが、今回はグラフィックチップを交換して修理完了。
修理ついでにHDDをSSDに交換し、OSを新規インストールしました。あ、起動ディスクを交換されたお客様には、10.6〜のお好みのOSをサービスで入れていますよ。ご希望のOSがあれば遠慮なく言ってくださいね。
同時作業するとそこそこの金額になってしまいますが、そのぶん割引も大きいので、チマチマ修理やカスタムするより全然お得ですよ!
当店はLINEでのお問い合わせ等にも対応しております。
滅多に配信しませんので、ウザいこともないです(笑)
よろしかったら、万が一に備えて登録をお願いします。